タイで野菜・果物を楽しむ野菜ソムリエたちがお届けするとっておき情報!


by vfcbangkok
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タイ料理デビューの思い出の味

タイ駐在前、タイ料理なんてほっとんど食べたことがなかったのに、その後こんなにハマるとは当時の私には全く考えられなかったYNです。

日本で食べるとやたら甘ったるいパッタイや、美味しさと辛さがどうも中途半端なヤムウンセンのどこに魅力があるのかさっぱりわからないままタイへ。

「タイに来たら先ず何が食べたいかガイドブックを見て選んでおいてね」と1年ほど先にタイに駐在していた旦那から言われていたけど、ガイドブックのタイ料理のページって、どの料理もオレンジや赤が目に痛くて全て同じにしか見えない…。

もうどれでもいいや、と思っていた私の目に先ず飛び込んできたのが「カオマンガイ(茹で鶏のせご飯)」。
(この色なら私でも食べられそう、鶏肉ご飯ならハズレはないだろう)と、ただそれだけの理由で。

子どもたちの通学が軌道に乗り旦那がお休みになった休日、2人で念願のカオマンガイを食べに、カオマンガイといえばベタな有名店、通称「ピンクのカオマンガイ(ラーン ガイトーン プラトゥーナム)」へ。

ド満席な店内のどこに座ればいいのか、座ったものの一体どうやって注文したら良いのか、自分の目の前の、前の客の食器はいつ片付けてくれるのか、片付けてくれたもののとても衛生的とは言えないこの出てきた食器は口に入れて本当に大丈夫なのか、オーダーしたもののちゃんとタイ語が通じたのか…そんなことはどうでもいいと思える感動がその後の一皿には盛られていました。

一人前にしては、日本人にはかなり量の少ないそのプレートに、鶏のダシとニンニクが効いたご飯と、これ以上ふっくらも潰してもダメな蒸し鶏と、生姜と唐辛子の絶妙な味付けのタレ(私は毎回飲み干します(^^;;)、そして小さな冬瓜と申し訳程度に混ざったパクチーの一部入りスープがセットで40B弱(150円ほど)だったか。

日本にこのピンクのカオマンガイの支店があるそうなのですが、残念ながらまだ行ったことがありません。
日本で800円以上するのは、渋谷という土地柄と材料費、人件費を考えれば仕方ないことでしょう。
でも、バンコクでお安く食べられたカオマンガイに800円以上も出すのって…作り方知っているなら材料費800円で作ればいいじゃない…と毎回つい考えてしまい足が遠のいています(いずれ食べ比べに行ってみたいとは思っているけど)。

というわけで、先日久しぶりに自宅でカオマンガイを作ってみました。
ポイントを押さえれば、自宅でもかなり美味しいカオマンガイができます。

・蒸し鶏は、沸騰した湯でグラグラ煮ないこと(静かに20分熱湯で茹で、スープに入れたまま
少し放置)。

・タレはタオチオ(タイの味噌醤油がなければ日本の八丁味噌や仙台みそなんかを使って作っても)と酢、生姜、唐辛子、ニンニクを入れて。
(ごま油、みじん切りした生姜、塩バージョンのタレも子どもたち用に準備)

・日本米で作る場合、少し茹で鶏のスープを減らして固めに炊く。炊く前にニンニクで米を炒める。

ちなみに、タイのカオマンガイにパクチーはほとんど入りません。
日本では追いパクするのが普通みたいですが、タイで追いパクってあんまり聞いたことがありません。
どんな料理にもパクチー=タイみたいな図式が日本ではまかり通っているみたいですが、本場タイではそんなにパクチーだらけではないのが事実だと思います。

我が家ではこの日パクチーがなかったので、タイ料理には邪道な三つ葉を彩りに飾り、栄養を考えて小松菜を茹でて添えました。

茹で鶏のダシにカブとシメジ、マイタケ、小口切りにした細ねぎを追加してスープに。

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家族には鶏のダシが効いたこのご飯は相変わらずウケ、懐かしさもありキレイに完食でした。

カオマンガイはタレによっては辛味が少なく老若男女問わず人気の高い料理だと思いますが、タイでは屋台によってタレや鶏肉の扱いで美味しさにかなり違いがあります。
タイでピンクの扉を開けた後は、フードコートや屋台、ローカルな店など色々な場所で食べ比べてみるのも面白いと思います。

そして日本の自宅でもマネし易い料理だとも思います。
今は、「カオマンガイ」と検索するだけで沢山のレシピがアップされているので、我が家の味、我が家のタレで是非楽しんで頂きたいと思います。

…と、野菜ソムリエなのにこんなに肉押ししていいのかなぁと心配になりつつ、気持ちだけは野菜押しの気休めに文字だけ緑にして、私のレポートを終了させていただきますm(__)m


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by vfcbangkok | 2018-02-26 08:00 | リレー記事「好きなタイ料理・この一品!」 | Comments(0)