タイで野菜・果物を楽しむ野菜ソムリエたちがお届けするとっておき情報!


by vfcbangkok
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2017年 04月 02日 ( 1 )

野菜ソムリエ@チェンマイのゆかりです。
私のイチオシ野菜ということで、「パックパン」を紹介します。
パックパンとは、市場や郊外の家の垣根などで普通に見られるタイでは
一般的なつる性の植物。日本では、ムラサキツルナなどと呼ばれているようです。
我が家は、タイ人のダンナ様とハーフで5歳の息子がいますので、日本料理と
タイ料理の間で落としどころを見つけなければなりません。
そんなときに、役に立つのが「パックパン」です。
日本でもタイでも食される野菜です。

近所の市場に買い物に出かけるとこんな感じでいろいろな野菜が山積みで売っています。

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お目当てのパックパンを発見。

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市場で売っているローカル品種の蔓の部分は、かなり細いですが、繊維っぽさはなく
瑞々しくしなやか。自家用栽培の延長で売っている感じですね。
花穂の部分はビニル袋に入れて別売りになっています。

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それぞれ10バーツ也。これでも結構なボリュームです。

お惣菜も美味しそうに売っていますが、さすがにローカル料理は、息子には辛すぎるので、
購入するとしても大人用のみ。

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一番手前のゲーンパックパンを購入するとこんな感じ。
ネーム(チェンマイソーセージ)が入っていて、すっぱ辛い。もち米と合わせて。

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3月に入り、気温がぐんぐん上昇していきますので、市場での野菜の種類も減り始める頃。
実はこのパックパンは、野菜農家にとっても重要な作物なのです。
今から、もう20年ほど前になりますが、チェンマイで有機農業の指導補助をしていたころ、
この時期は何を作ってもダメでした。作業する人も暑さでやられるし、植物はなおさら。水やりも含め
動けるのは、朝8:00くらいまでと夕方16:00以降。別にサボっているわけではないのですが、
そうならざるを得ない。
でも、パックパンは、東南アジアの熱帯地方原産で、水はけのよい土地を好むため
比較的厳しい環境下でも育つことができますし、見慣れない西洋野菜よりもお客さん受けがよく、
販売隊としては、助けられたのを今でも覚えています。
栄養的にも、加熱したパックパンの持つぬめり感は、オクラなどの持つムチンというもので、
胃壁や免疫の強化など暑い時期には重宝されるものです。
そのほかビタミンC、カロチン、鉄分、カルシウムなども豊富。

繁殖も世話も比較的簡単。花が終わると、紫色の果汁が詰まった小さな実をつけますが、
これはこぼれ種で増えるほど繁殖力旺盛。薄桃色の可憐な花蕾もキッチンガーデン向きですね。
切り取れば切り取るほど茂っていきます。うれしい限りです。

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食の細い息子と野菜嫌いのダンナ様が食べられるもの・・・・
アフター18:00からの夕食準備でも間に合う一品・・・ということで。
「野菜いっぱいパックパンの中華スープ仕立て」

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子ども受けするように、卵豆腐とコーンを入れてみました。
加熱したプチトマトもほんのり酸味付けに一役買ってマル。もっとネバネバ感がほしいときは、
オクラを入れても☆が散りばめられたようになってビジュアル好感度アップ。

一番いいのは、ローカル野菜は、農薬の使用量が少なく抑えられるということ。
地のものを旬に合わせて頂く。ありがたいことです~。

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ではでは、野菜一杯食べて暑いタイの夏を乗り切りましょう~!!
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by vfcbangkok | 2017-04-02 11:00 | リレー記事「私のイチオシ野菜(果物)」 | Comments(0)